あなたは、料理が出来る男性をどう思いますか?
「ステキだと思う」という女性、最近では結構多いのではないでしょうか。では、料理ができる小学生の男の子は?
子どもの料理教室をはじめて3年。私は、小学生の男子限定の料理教室「厨房男子」をたちあげました。
「え?男の子が料理?」と、よく聞かれます。はい、珍しい教室だと思います。
しかし、料理が好きな男の子は、結構多いのに、受け入れ先が少ないのです。
「オレ、料理好きなんだ。でも料理教室ってどうせ女ばっかりしかいないんだろ?それはいやだ!はずかしい。」
ならば、男の子限定のカッコイイ料理教室を作ろう!料理好きな男の子を救おうと立ち上がった私です。
だって、おかしな現象だと思いませんか?どこかで、「料理=女性」だという意識があるのです。
立派な男性の料理人や料理研究家が沢山いるというのに…
「料理」は、ただ作ることだけではありません。
まず、献立をきめる→買い物に行く→調理する→試食する→後かたずけ…実はこの流れの中には、これから生きていく上で、とても必要な要素がたくさん含まれています。
どうやったら効率よくできるか考える「段取り」、熱湯や刃物、火などを扱うときの「注意力」、みんなでやるなら「コミュニケーション能力」、盛り付けのセンスが磨ける「創造力」。そして「感謝」。
これが私が最も伝えたい「食育」です。
そして自分が作った料理を、誰かに食べさせたい、喜ぶ顔が見たいと思うようになります。わが子が一生懸命作ってくれた料理を喜ばない親はいません。「ありがとう。おいしいよ。」といわれる喜びを知り、素直に子どもたちは次はもっと喜ばせようと思いはじめます。優しい気持ちが生まれます。勿論、優しさだけではありません。男の子は特にですが、「競争心」と「探求心」が強い!みじん切りの美しさを競ったり、ひとつの料理についてどこで発祥したものなのか、その国はどんな生活をしているのか、などを知りたがります。「競争心」というとスポーツで育まれるというイメージを私はもっていたのですが、お料理も一役かっているのだなあと感じ、たくましく思いました。
生き生きと調理をする男の子たちの姿はとても微笑ましく、頼もしいものです。「ビストロスマップ」に負けないくらい…とは言いすぎですが。
「男子厨房にはいるべからず」という言葉なんて今は通用しません。
「料理をする男の子=生活力のあるたくましい子」に変わりつつあります。いえ、私は変えていきます。だって、本当にカッコいいんですもの、「厨房男子」。
食育指導士・調理師
北川 みどり
大手料理教室にて講師を3年ほど経験後、カフェにてバリスタ兼スィーツ開発業務をしながら、自宅で料理教室を開講。2006年、母親の介護経験をしながら、「食育」の必要性を実感。子どもの料理教室「Happa」開講。今秋に小学生男子限定料理教室「厨房男子」開講。「ママだいすき」長崎版、「harapeko Club」にレシピ連載中!
クッキングルームHappa
厨房男子
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