私は昨年、(株)カルテットライフプランニングというサプリメントの情報提供・コンサルティングの会社を作りました。
「石橋を叩いて渡る」っていうことわざがありますが、私は「石橋を叩いても渡らない」という慎重…というか「それでも割れたらどうしよう」というネガティブ思考の持ち主。
そう言っても周りの方に信じてもらえないんですが、本当に、かなりの後ろ向き人間なのです。

そんなネガティブ人間がなぜ起業?しかも今は福岡市の創業支援を受けて、インキュベート施設にオフィスを構えることになるとは!?
それには、簡単な思考のスイッチ(切替え)を働かせることにしたからなのです。

実は、超ネガティブ&完璧主義者だった私は、いつも「今の自分」にダメ出ししていました。「あそこが足りてない。ここがこうだったら…。」いつも自分に不安があって、一歩踏み出せない。そして、そんな自分にさらにダメ出し…(苦笑)
ある時、かなり深く深く落ち込んだことがありました。その経験で、自分の性格が改めてよーくわかりました。でも、わかったからと言って長年動いてきた思考回路は変わりません。仕方ないので、『途中で諦める』ことにしたのです。

自分が慎重にあれこれ考えて、思考が同じところを回り始めたらスイッチを切替えるタイミング。「あ、これ以上考えてもしょうがない。」と考えることを諦めるのです。

「考えることを諦める=残るは実行」ということ。

実行しようとすると、次に私を襲ってくるのは、胃がキュッと締め付けられるような緊張感。この緊張感をできるだけ無視する方法が、やることを事細かにリストにしてしまうこと。
例えば、会ったことのない人や企業に連絡してインタビューするとなると、私にとってとってもハードルが高いんですが、それを分解してみると、
・連絡先を調べる(電話やメールアドレス)
・何を聞きたいのか、趣旨や質問を書き出してみる
・電話をかけて、担当の部署につないでもらう
・こちらの趣旨や質問を伝え、日程を調整する
・会いに行き、お話をうかがう
と、淡々とこなすべき作業の組み合わせになるのです。

いまだにドキドキ緊張する癖は治ってませんが、ネガティブ思考の私が進んでいけているのは、多分、『自分を受け入れて、上手にスイッチを切り替える方法』を見つけたから。
後ろ向きな自分にうんざりしている方は、さっさと考えるのを諦めてみてください。きっと、少し気分が楽になるし、心も体も前へ進んでいけますよ。


小浦潔恵さん 小浦潔恵(Koura Yukie)
(独)国立健康・栄養研究所認定NR(栄養情報担当者)/食育指導士/㈱カルテットライフプランニング代表取締役
幼い頃に生命の不思議に魅せられて、大学で生物化学を学ぶ。就職して仕事に追われる中、疲労感や食事の質などライフスタイルに疑問を持ち始める。
サプリメントについて知れば知るほど、広告の科学的な矛盾や適切な情報の少なさを感じ、本格的に勉強をスタート。「サプリを上手に利用できれば、楽しく美しく健康な人生を送れるはず!」と、2005年からAllAboutにて連載をスタート。現在、健康食品アナリストとして、セミナーや食とサプリ研究所などで上手にサプリメントを利用する方法を伝えている。

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